怖さバイオ7以上!最恐中華PSVRホラー「瞳:祈愿(Pupil: Wondering)」紹介と初見実況動画 完全攻略動画

MOVEのセッティングが悪いと操作しにくいゲームなので、当たり前ですがきちんとPSカメラとMOVEを設定してから遊びましょう。

1章が出たきり、全く音沙汰がありません。嫌な予感しかしませんが。。。

まさにVRな中華版「P.T.」(もしくは「零」)

「瞳:祈愿」”Pupil: Wondering” (勝手訳、彷徨う瞳)ピューピルワンダリング

昨日、前触れも前情報もなく、突然香港PSストアで発売されました!(本国では多少の宣伝はあったみたいですが)

「祈愿」の日本語訳は「祈ぎ事」(神仏へのお願い事かな)なので、邦訳すると「ひとみちゃんの祈ぎ事」ですね、なんかドキドキします。

よくわからないので、英題を訳して、「彷徨う瞳」としました。

ちなみに同名の中国映画がベースになっているようです。あちらの携帯ゲームでも同名のシリーズが出ているみたいで、「瞳」シリーズは日本で言う「呪怨」みたいなホラーブランドなのかもしれません。

ゲームシステム

中国語情報サイトによると・・・

「瞳:祈愿」は流血や暴力といったグロ表現は極力控えつつ、音や演出、雰囲気によってプレーヤーを恐怖に陥れるスタイルの探索ホラーゲームです。

プレイ時間は約3時間、プレイヤーの行動がストーリーに影響を及ぼし、マルチエンディングとのことですが、1時間以内に終わります。(全編を含めた時間なのかもしれません)

制作は中国のインディーメーカーで、金額も1000円ぐらいですが、その割にはグラフィックが綺麗で、ボリュームも有り、システムも中々しっかりしている良作です。
たまにローディング中にゲームがクラッシュしますが、大目に見ましょう。 パッチに期待です。

あと日本語にはまだ対応していません。中国語と英語のみです。

ストーリー

久々にどこかの村にある実家に帰宅した女性が、突然お化け屋敷化してる自宅で、わけも分からないまま怖い雰囲気の中でパズルを解いたり化物っぽい幽霊(母親)に襲われたりする話。

ゲームではわからないのですが、予告ムービーを見ると、なんか呪われた赤い目のせいで村人に火あぶりにされる少女が映っています。これが妹かな?

そのせいで村全体が呪われちゃったみたいな、サイレントヒルっぽい気もする話です。

「瞳」というタイトルの通り、どうやら妹が目が赤くなる病気(呪い?)にかかってから、全てがおかしくなったとのことで、真相が楽しみです。

東洋的ホラー

ゲーム内で暴力や流血を使わないあたり、なかなか非西洋的な東洋ホラーだと言え、グロシーンがなくてもホラーは成り立つという事を改めて認識できました。

そもそもグロシーンだけなら戦場とかのほうが激しいわけですし、西洋ホラーにおけるグロシーンは強引な力技だと思っています。対象的にその力技に頼らない東洋ホラーは技巧派ホラーだといえます。

西洋的な内蔵を飛び散らせながら襲ってくるゾンビと、東洋的な生気のない形相で向かってくる幽霊、どちらが怖いかという話ですが、判断は人それぞれですね。

かの名作ホラー「P.T.」に通じるものが有り、よく見ると中華の皮を被った「P.T.」に見えなくもありません。

移動方法と操作、酔い易さ

PS MOVE必須です。操作はパラノーマル・アクティビティVRに近い感じです。

ボタンで45度の振り向き、トリガーでオブジェクトを拾う、移動方式はワープではなく、ポイントした場所に歩いて行く方式なのが素晴らしいです。というのもその地点まで移動している最中、移動方向に影響することなく、横や後ろを見ることができます。

この方法なら大抵のホラーゲームは違和感なく遊べますね。ワープとリニア移動の中間的な感じで、移動スピードも緩慢なので酔いにくいです。

慣れない内は戦闘時に少し不便を感じます。

あと、幽霊に掴まれたときは、サンバの如くMOVEコントローラーを振って脱出しましょう。

パズル要素

パズルと言っても、ほぼバイオ的な謎解きで、レリーフを拾って扉を開ける感じが多いです。また、隠されたヒントを頼りに、何かを順番に操作する系のパズルも有り、適度に頭を使わせて来るので、退屈になることはありませんでした。

実況動画

それではゲーム序盤、初見時の実況動画をアップ致しましたので、興味のある方はご覧ください。バイオ7をVRで10周した私でも珍しくビビりました。

序盤初見実況

ホラーな雰囲気最高です!

最後の部屋の謎解きで詰まってしまいましたが、続きはまたアップします。

もう少しやり込んでみたいと思います。

第一章やっとクリアしました。続きの動画をアップします。当然ネタバレとなりますが、ストーリー的にはまだ一章なので、大丈夫です。

第一章終了まで初見実況続き

ということでやはりといいますか、第一章で終了です。続章に大きく期待です!

(続章の情報は皆無)

値段的に十分なボリュームで最後まで怖く、とても満足しました。

トロフィーを観る限りまだまだ秘密がありそうです。秘密の通路的なトロフィーも見られるので、やりごたえが有ります。

*シークレットも見つけたので、エアプ用に怖くない完全版をアップします。

シークレットも解明したネタバレ完全版、怖くない実況で。

まとめ

コレはまさしく中華版「P.T.」、しかもVR!最高です!!

結構荒削りのくせに、グラフィック、雰囲気、怖さ、操作性、謎解き、酔にくさ、やりごたえ、どれをとっても及第点以上の優良作、これは素直に中華インディーメーカーに感心するばかりです。

これに対抗できる国産のVRゲームは「チェインマン」ぐらいですが、技術的にはこちら中華のほうが上手ですね。

今後もこれぐらいの良作を中国から期待してしまうゲームです。

どうやら4章立てとのことで、章ごとに売っていくスタイルみたいで、続章に大きく期待です。

それと光栄なことにこの記事が中国のVR系ウェブマガジンで紹介されました(、現在リンク切れ)。うちのVRホラーランキングでもバイオ7(2位)を抜いて1位とした事から、日本の大手ホラーゲームサイトが大喜びしているということで向こうも喜んでいる記事なのですが、日本人の総意として受け取ってくれたようです。ごめんなさいw

よく私のサイトを見つけましたね。。。

独断評価 

遊んでからの独断と偏見による評価です。

評価説明

怖さ          A-

ホラー環境     89

ホラー音環境    89

ホラー要素     88

びっくり度     87

ストーリーの怖さ  80

キャラホラー度   81

ホラー演出     90

ゴア度       30

没入感         87

酔いやすさ                 37

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