現在北米でのみ発売。この手の一本道系のお化け屋敷VRゲームは、VRを活かした演出を遺憾なく発揮できるので、結構量産されているイメージです。
こちらの「Affected: The Manor」はそんな量産されている一本道お化け屋敷ゲームの例に漏れず、あまり捻りのない内容ながら、落ち着いた正当なホラー体験を味わえます。先に出たゲームに「Bellows」(ベローズ)という一本道お化け屋敷VRゲームがありますが、こちらは技術的、グラフィック的に上です。
ストーリー
主人公はなんの説明もないまま、屋敷の庭園からスタートし屋敷に入って恐怖を体験するという内容です。屋敷内にはウイジャ版(洋風コックリさん)が落ちてたり、意味ありげな絵やオブジェがあるので、そのへんからストーリーを推測するしかありません。
ゲーム内にはホラーにありがちな降霊術、怨念の歴史、スレンダーマンぽいやつ、家族問題、幼児虐待、赤ちゃん、人形、死霊風のシスター等といった要素が散見されますので、ホラーファンならいろいろ納得です。
操作方法
操作はMOVE対応となっておりますが、ゲーム中物を拾う必要もないため、実質MOVEである必要はありませんが、しかもゲーム中も見えるのは自分の手ではなくMOVEコントローラーです。見た目は正にマラカスを持って幽霊屋敷に凸する変態です。
ただ、右手が懐中電灯になっているので、やはりMOVEコントローラーを使ったほうがやりやすくて没入感が高く、私はMOVEで遊びました。
通常コントローラー使用時だと、多分コントローラーが懐中電灯になるのでしょう。
移動はリニア移動で、MOVEのトリガーを押して、目視方向に進みます。
回転はスナップ式なのが残念なところですが、このゲームの場合、大きな問題ではないです。
また、ゲーム冒頭でも説明がありますが、立ちながらのプレイ奨励です。
初見動画
一本道ゲームなので攻略もなにもないです。最後まで遊んだネタバレ動画となっておりますのでご注意ください。
Affected:The Manor初見実況動画ルート1
立ちながらプレイしております。
トロフィーを見る限り、これでほぼおしまいです。
分かれ道が二回あったので、もしかしたら違う結末を味わえるかもしれませんので、いずれ試します。
ルート2の動画アップしました!
しかも今回はPS PROでの録画なので前回の動画と比べてみると面白いと思います。
ルートによって演出もだいぶ変わるので、全部のルートを回らないと勿体ないですね。
まとめ
とにかく普通の一本道お化け屋敷体験アプリですが、最新の後発なだけあって、お化け屋敷ゲーとしてはよく出来た作品です。なかなか丁寧な作りでグラフィックもそこそこ良く、演出も適度に飽きさせない感じで良いです。
攻略要素が無いので、物足りない部分はございますが、こういう安価なソフトだと思って割り切ると、楽しめるのではないでしょうか?
このゲームは北米で$7.99(約1000円)しますが、街のVR施設で遊ぼうものなら一回だけで1500円はします。質の高いお化け屋敷体験を30分近く味わえる本作はなかなかお得だと言えます。
独断評価
遊んでからの独断と偏見による評価です。
怖さ B-
ホラー環境 87
ホラー音環境 87
ホラー要素 86
びっくり度 89
ストーリーの怖さ 74
キャラホラー度 84
ホラー演出 90
ゴア度 40
没入感 87
酔いやすさ 30
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