公式に日本語で説明されているページが見つからないので公式を参考に日本語での説明をアップします。
複合現実(Mix Reality)とは
この場合はVRゲームの画面に実際の人物をはめ込んで登場させるアレです!新しいVRゲームを披露するのに最も適した方法のひとつでしょう。
ゲーム内での視点だけでなく、実際にプレイしているところが見えることにより、VRゲームの良さを実感しやすくなります。当初複合現実感は難しく、優れた複合現実感を実現するにはグリーンスクリーン等の特殊な機器やちょっとした技術的ノウハウが必要でした。
またこれまでは実験的なキャスティング機能で、お気に入りのVRゲームやアプリの中にいる自分の映像を見たり、録画したり、共有したりすることができました。
5月のv29アップデートでは、ヘッドセットからの映像に現実の自分を重ねることができる「Live Overlay」という機能を追加されました。ライブオーバーレイではヘッドセットの視点を利用していましたが、今度のモバイルの複合現実感カメラでは、実際にゲームに参加している自分の姿を見ることができ、カメラを引いて、例えばビートセイバーで実際にプレイする自分の姿を見ることができます。
モバイルミックスドリアリティカメラのテストには特別な機器は必要無く、QuestまたはQuest 2ヘッドセットのバージョンv35とiOS 11.0以上を搭載したiPhone XS以上、バージョン139以上のOculusモバイルアプリ(現在140)があればオッケーです。友達に手伝わせた方がセットアップが簡単になり、さまざまな角度から映像を撮影したりするのに楽と言ってますが、一人でもなんとかできそうです。
現在、モバイル複合現実カメラに対応しているゲームやアプリは、
- Beat Saber
- SUPERHOT VR
- Richie’s Plank Experience
- Pistol Whip
- Synth Riders
- Gravity Sketch
ゲームの全リストとセットアップ方法の詳細はサポートセンター(英語)でみれます。
必要なスマホ
IPhone XR,XS以降のスマホ
セットアップ
モバイル複合現実カメラは、キャスターと視聴者が同じWiFiネットワーク上のデバイスを使用して、2人でキャストとキャプチャーを行うことを目的としているので二人いると楽なのですが、一人でも多分なんとかセットアップ可能なはず。
1. まず外部カメラ視聴者(スマホ側)は、対応する携帯電話でOculusモバイルアプリを開き、右上にあるミラー表示ボタンをタップ。(右図アイコン参照)
2. 右のアイコンをタップして、「Mobile Mixed Reality Camera」モードに移行する。 (右図アイコン参照)
3. ヘッドセットを装着している人は、VR内で複合現実感カメラ設定アプリが自動的に開きます。開かない場合は、ヘッドセットとスマホの両方が同じWiFiネットワーク上にあることを確認する。
4. 「セットアップの開始」を選択して、Touchコントローラをキャリブレートする。このヘッドセット内の画面は、モバイル複合現実感カメラを最初に使用したときに表示される。
5. Touchコントローラを平らな面に置き、リング側を下にして、ハンドルを上に向ける。
6. 外部カメラ視聴者側にスマホをタッチコントローラーに向ける。これが完了すると、キャリブレーション機能によって2つの仮想リングが作成される。
7. 画面上の指示に従って、左の円を左のコントローラーのリングに、右の円を右のコントローラーのリングに配置するようマッピングする。
このステップを完了する前に、いくつかの角度から、仮想リングがコントローラのリングの上に直接中央に配置されていることを確認する。
8. コントローラーのキャリブレーションが完了すると、HMD側の人と外部視聴者側の両方にキャリブレーションが完了したという確認が表示される。
9.ここで、HMD側の人はBeatsaberなどの対応アプリが入っていれば開くように促される。
10. HMD側の人物が互換性のあるアプリを起動すると、外部カメラ視聴者はVR環境だけでなく、ヘッドセットを装着した人物がVR内でどのようにアプリを操作しているかを確認することができる。
また、その体験を録画して後で共有することも可能。
注意点
モバイル・ミックスド・リアリティ・カメラのセットアップと使用を可能な限りシンプルかつ効果的に行うために、いくつかのポイントがあります。
ヘッドセット
ヘッドセットのソフトウェアが最新のものであることを確認してください。これには、オペレーティングシステムと、モバイル・ミックスド・リアリティに対応したアプリケーションの両方が含まれます。つまりクエストのバージョンとスマホのアプリを最新の状態に保ってください。
コントローラー
コントローラーのキャリブレーションに使用している表面が平らで均一であることを確認してください。
コントローラーの位置と向きが、携帯電話に表示されるプロンプトと一致していることを確認してください。
キャリブレーションの際には、バーチャルリングを物理的なコントローラのコントローラリングにできるだけ近づけるようにしてください。
キャリブレーションを行う前に、いくつかの角度から仮想リングがコントローラリングの中央にあることを確認してください。
スマホ
スマホでOculusモバイルアプリが最新の状態であることを確認してください。
キャリブレーションの際には、携帯電話を垂直に持ち、高速で移動しないようにしてください。
環境
モバイル・ミックスド・リアリティ・カメラは、明るい部屋で使用するようにしてください。一般的に、部屋の中で本を快適に読むことができれば、照明レベルは十分であると考えられます。
以上となりますが、追記などがありましたら更新します。
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