2018/03/23 この配置で起こりうるであろう問題と、解決法を最後に追記。
皆さまこんばんは、深夜のPSVRホラーゲーマーです。
さて、PSVRも発売されて暫く経ちましたが、まだまだPSVR用のカメラの定位置が定まらない方がたくさんいると想像に難くないです。私もだいぶ試行錯誤しました。
今回は、筆者のこれまでの経験を生かし、少なくとも探索型ホラーゲームのための最適な立ちプレイ環境設定を考察解説してみたいと思います。
欧米と比べれば空間も少なく、保守的なゲーマーが多い日本では、最初は立ちプレイに抵抗を感じる方も多いと思いますが、VRでは立ちながらのプレイが当たり前だと思ってもらった方がいいです。
立ちプレイこそVRの真骨頂、更なるVR体験ができること間違いなしです。
あと酔う人はこちらの立ちVRプレイも試してみましょう。
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はじめに
PSVRは座りながら遊ぶのに適していると明記されたハードです。その理由としては、PSMOVEの仕様が大きいでしょう。(PSMOVEに代わる新しいデバイスも開発中との噂がありますが真偽は不明)
構造上、真後ろを向くと、PSMOVEの光が体に隠れてPSカメラで正しく認識されないため、常に前方を向くように設計されたゲームが必然的に多くなります。
そうなるとプレイヤーを座らせたほうが都合がいいことが多くなるわけです。
そのためハードへの配慮で、後ろから敵が忍び寄ってきて脅かしてくる、後ろからくる敵を倒すといったホラーとしては一番おいしいシチュエーションが味わいにくいのはかなり残念だと思っています。
救済措置としてPSVRのゲームでは方向を反転するためにボタンを押す必要が出てしまい、没入感と酔いやすさに少なからずの悪影響を与えることになってしまいます。
例えば、シューターゲームであるPSVR版Brook Haven Experiment等もPSVRの仕様のためにかなり損をしているゲームだと思います。
PCVRゲームの移植が軒並み遅れているのは、この仕様の違いにてこずっているからなのではないかと睨んでいます。
ゲームの方向性
もちろん、ゲームによってカメラの最適な位置はまちまちです。
まず、座った状態で遊ぶゲームなのか、立った状態で遊ぶゲームなのかで変わっていきます。
前述のようにPSVRは座った状態で遊ぶゲームが多いのですが、PC, Steam等から移植されたゲーム、特にホラー系は部屋探索型の立ちプレイが多く、座った状態に適していません。
この手のゲームは、前後左右のスペースにもある程度余裕をもって、VR内で床に落ちているもの、棚にあるものに手を伸ばしたりする必要があります。
最近発売されたPSVRホラーゲームだとパラノーマルアクティビティーVRがそれにあたります。みんな期待のアリソンロードもそうですね。
スカイリムVRといったVRチャンバラゲームだって座っては遊べないでしょう。ガンコンを使用した”Far Point”,”Doom VFR“等のゲームも立ちながらじゃないと素早く銃を動かせないです。
ホラーゲームは、恐怖感を増すためにほかのジャンルよりも没入感が大事で、そりゃ立った方が没入感が高いです。せっかくのVRなのですからその方がいいに決まっていますし、その方が恐怖度がはるかに増すのは説明するまでもないです。
そう考えると、ホラーゲーマーとしては、立ちながら遊ぶのをメインにした設定で行くべきだというのが私の考えです。
もちろん、座って遊ぶホラーライド型ゲームに名作Until DawnRush of Bloodがありますので、必ずしもホラーは立ちプレイである必要があるわけではないです。
それでも、これから発売されるガチホラーゲームは大体立ちながら探索するように設計されている物が多いので、そういうゲームに向けて快適に遊べるような環境設定をご紹介できればと思います。
例えば、立ちVRプレイを想定されたゲームを座って遊ぶと、酔いやすくなりますので、ゲームに合った最適な姿勢でやりましょう。
前置きが長くなってすみません。
立ちプレイ用設定
座り専用といわれるPSVRですが、なんだかんだで結構大丈夫です!
カメラや環境設定次第で、立ちながらでも快適に遊べますので、快適なホラーライフのため、皆さんに紹介したいと思います。
立ちながら遊ぶのに必要なPSVR設定とは。
PSカメラを斜め上、高いところから見下ろすように置くことです。
当然立った状態でも全身が映ることが大事です。常にPSMOVEが見える角度を意識するといいです。
例えばこんな感じ↓
この状態だとPSのスクリーンショット禁止なので、携帯からの粗い画像でご容赦ください。まず大事なのは余裕をもって全身が映ること。
次には↓
地面に落ちたものを拾えるように、足元にも手が届くよう確認。
↓当然上向きでもPSMOVEがちゃんと画面に収まれば完璧。
↓ヘッドマウントをつけた状態で、へなちょこキックが出せるようになれば、まず大丈夫でしょう。やってみるとわかりますが、この状態での回し蹴りは難度高かったです。
これぐらい離れるとやると、割と後ろに振り向いてもPSMOVEが認識されるので助かります。理由は謎です。
ちなみに1DKの狭い部屋なので、ある程度前後左右のスペースを確保できるのが玄関らへんの為、中途半端な場所です。
あと、絨毯ならいいのですがフローリングの場合だと長時間プレイで足裏が痛くなるのでヨガマットを敷いています。
そして自分の定位置を忘れないための座標としても結構ヨガマット大事です。
でないと気が付いたらリアルで定位置から離れていることが多いです。事故の元。
↓ カメラの位置は斜め上のこんな感じです。
以下のようなスタンドを使うと便利です。
テレビモニターからは大分離れてしまい少し不便ですが、問題ありません。
座りゲームだと、目線ぐらいにカメラを置いた方がいい場合もあるとの事ですので、いつでも動かせるよう位置の固定はしない方がいいと思いますが、この状態でも座りVRゲームの問題はほぼ無いので大丈夫っぽいです。
細かいアドバイス
射撃ゲームをする場合、後ろに逆光があるとあからさまに精度が落ちる気がするので精密なトラッキングを保つ為に、電気は消した方がいいと思います。PSMOVEも光で認識しているわけですからね。
あと立ちプレイでよく直面する問題が、知らないうちにケーブルに体に絡まってしまう事。絡まるのはいいのですが、ケーブルを思いっきり踏んだら高確率でいろいろ終了です。
ワイヤレス化には二年ぐらい待たないといけないので、こればっかりはしょうがないですね。
まとめると
- カメラの位置は斜め上2mぐらい 。
- 距離は3メートルないぐらいで、余裕をもって全身が移るように調整。
- 足元に目印。
- ガチでやるときはPSMOVEの光がPSカメラにはっきり映るよう、電気を消す。
- ホラーゲームは暗闇でやるのがデフォ。
- ケーブルに絡み取られて踏まないよう注意。
スカイリムVR、Farpoint, Doom VFR等のVRゲームでもかなり有効に立ちVRプレイが出来ます。
2018/03/23追記
起こりうる不都合と対処法。
今の所、“Don’t Knock Twice” 「ドント・ノック・トワイス」のみ、この設定で遊ぼうとすると、視点がほぼ地面の高さになる不都合が発生します。
カメラが上斜めから見下ろすスタイルの場合、角度によっては、カメラからPSVRの下のライトが見えなくなり、正確に認識されない場合があるので、スタートボタン長押しでカリブレート(同期調整)する場合など、上にあるカメラに顔をまっすぐ向いて調整するといいです。
いまはそんだけです!
皆様の快適なPSVRホラーライフを応援いたします。
追加情報等、思いつけば更新します!
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