Steamでは2017年8月15日にリリース済みのChain Man「チェインマン」。
スカイリムVRやバイオハザード7DLCなどが発売されて世間が盛り上がっている中、PSVRでもひっそりと発売されたこのゲーム、中々のチャレンジャーですが、年末のPSVRホラー界のダークホースとなりました!
ゲーム内容
敵を倒す手段を持たない系の一人称ステルスホラー。
怪物から身を隠しつつ、アイテムや鍵などを捜し、各エピソード達成を目指します。
主人公の腕は鎖でつながれており、ほぼ使用不能なのでチェインマンです。
あの「ビスケット・オリバ」の真逆のようなやつです。
- 国産なので規制の問題でグロにもスプラッタにも頼れませんが、それでもステルスホラーはメッチャ怖い!と思わせてくれる作り方がとても上手だと思います。
- やられるのが怖いので臨場感と没入感が上がります。敵に見つかって捕まったら一発で死ぬ上、ご褒美にVRによる臨場感たっぷりなトドメの死亡シーンが待っています。
- もちろん死んだらエピソード(ステージ)の最初からやり直し、という仕様も恐怖に拍車をかけています。
なんだかストイックで古き良き和ゲーを思い出しますね!
操作方法
- 操作はデュアルショック使用、主人公は手を鎖でつながれているので、体勢が一致するのは良いです。
- 移動方式はFPS式で、スナップ回転(一定角度での切り替え)です。
- スナップ回転式ですが、回転角度が少ないので、何回もスティックを倒さないといけないのはやや煩わしい。サイドステップとバックステップもスナップ移動式。
- 前進は向いてる方向に進みますので、走る時によそ見するとそっちに突っ込んでいきます。チラ見は止まってから行いましょう。
酔いやすさ
全体的に動きがもっさり気味なせいか、スナップ回転式の割には、酔いやすいです。座りVRプレイだと回転角が小さすぎて何度もスティックを倒さないといかず、かえって酔いを招いているような気がします。であればスムーズ回転でも大差ないと思いますし、もう少し回転の角度が大きければ酔いは改善される気がしますが、今のところはこちらが慣れるしかないです。
でなければコントローラーによる回転を行わない立ちプレイをオススメします。
今後、もう少しチューニングをしてもらうか、酔い対策オプションを充実してもらえればいいですね。
流れ
最初に他の生存者のチャットから、ステージの攻略目標を確認して開始。
ゾンビに捕まらないようにステルスしつつ、アイテムを回収して目的を達成する。
実況動画
ということで、エピソード1の動画をアップしましたので御覧ください。
まだまだチュートリアル感がしますが、ゾンビの息遣い等、既に中々怖いです。
最初の2ステージは序曲だったようです。ゲームもいよいよEP3、ここから本番、真打の登場です。
隠れる/追われる恐怖が一気に増しました!
全6ステージ、クリアはしたのですが、バッドエンドでした。
グッドエンドの出し方ですが、多分各ステージのsubmission(隠しミッション)を達成しなければならないような気がします。
というのもステージごとに隠しミッションの達成条件があるのですが、例を挙げると、「一度もオブジェクトに隠れない」、「アイテムを使わない」、「5分以内にクリア達成」、「移動距離が一定以下」等があり、真エンディングをだすには、全てのステージで達成する必要があると想像できます。
あの薄暗い世界をぐるぐる周回して頑張っているのですが、ステージ2とステージ6の隠しミッションが達成できません。達成条件が秘密なので、ひたすら手探りで模索するしか無いですね。
真エンディングへの情報を求めております!よろしくお願いします。
まとめ
ということで、思った以上にホラーなゲームでした!
グラフィックの割には、怖さに関しては、これまで出たPSVRのホラーゲームの中でもトップレベルです。
年末に思わぬ伏兵が出てきましたねPSVRホラーゲーム界
とにかく、ゾンビの息遣いだけでもすごいです!
ゾンビの鼻息音だけで精神が蝕まれる良作です!
独断評価
遊んでからの独断と偏見による評価です。
怖さ B+
ホラー環境 87
ホラー音環境 91
ホラー要素 88
びっくり度 72
ストーリーの怖さ 78
キャラホラー度 85
ホラー演出 91
ゴア度 73
没入感 87
酔いやすさ 49
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