
発売延期の末、ついに「ウォーキングデッドVR(Walking Dead Saints& sinners)」が欧米のPSストアで発売となりました。
日本およびアジア圏ではまだ未発売ですが、北米版で日本語UIと日本語字幕が確認できており、日本語部分もほぼ完成されていると思われるので、日本発売も案外間近かもしれません。ただ、日本版だと身体欠損の表現が規制される実質ダウングレード版となってしまう可能性があるので、日本語に対応している北米版を買ってしまっても良いかもしれません。
と言うか表現的に日本での発売は難しいかもしれない部分があるので、発売自体大丈夫かなと言う感じです。
ゲーム内容
世界観はドラマと同様、ウォーカーという名のゾンビが蔓延る世界。残った人間達はお互いを警戒しつつ、勢力ごとに生き残りをかけたサバイバルをするというアレです。NPCとの会話では選択肢があるので、きっと選択によって敵対勢力が変わったり、エンディングが変わったりするのかもしれません。
エリアごとに別れたマップでクエストをこなしながら、建物などから使えそうなガラクタを回収して、クラフトで自分を充実させ、更に奥深く冒険をするという、サバイバル系冒険FPSなRPGです。
プレイヤーの行動の結果によってストーリーに変化があるタイプみたいです。寝る度に日にちが経つのですが、それによってNPCが移動したり殺されたりと、見えないところでストーリーが進行していくようです。
ゲーム操作と戦闘
一人称視点で、近接と銃を使って戦います。このゲームの売りはなんと言っても、ゾンビをつかめるというところで、掴んだゾンビの頭にナイフを挿入して倒すのがメインとなります。
説明するよりも下の2分動画を見てもらったほうが早いと思います。
動画をご覧になればわかりますが、つかんで刺すのがやはり爽快!
刃を当ててからぐっと力を込めて刺すリアルな感じが良いです。
あと重い武器は片手で持つとグラグラするので、両手で持たないとまともに扱えないという部分がしびれるぐらいリアルです。
クラフトとサルベージ
クラフト的な奴ですが、ものすごいボリュームなので、$39.99(通常版)というゲームの金額に見合いそうです。日本語表記でのフォントもちゃんと凝っていて安心です。
怖さ
序盤はジャンプスケア的なやつもないし、ぬるめで多くのプレイヤーでも遊べるなと思っていたのですが、高い没入感と相まって、この世界にのめり込んでいくうちにゾンビの恐ろしさが身にしみて来るので展開によっては怖くて進めない方も出るでしょう。街や家の探索中も角待ちゾンビとかがおり、常に緊張感があって小気味良い興奮が味わえます。また一度ゾンビに見つけられると、割と執拗に追いかけてくるので、逃げているうちに大勢のゾンビに追われることになり、大変スリリングな体験ができます。
フォールアウト感
そのへんとか建物から瓶や本といったジャンクをサルベージして分解して素材に変えるするあたり、段々FalloutをVRでやっているように錯覚してきました。ポストアポカリプス的な設定が共通するのでファールアウトのファンもチェックしたほうがいいかもしれません。素材集めからのクラフトも楽しいです。
やりこみ度がこれまでのVRゲームと比べて半端なさそうなゲームのようです。
ツーリストエディション
北米ストアでは本体のスタンダード・エディションの隣にツーリストエディションと、ツーリストエディションアップグレードがあるのですが、ツーリストエディションはどうやらレシピ等を追加するDLCのようです。
「ツーリスト」という体験版みたいなタイトルが付けられていて混乱しますが、ツーリストは主人公のニックネームなのですね。
プレイ動画
こんな感じです的な短いプレイ動画です。当たり前ですが、暴力的でグロめです。
ホラー特化評価
ホラーゲーマーのためのホラーゲーマーによる独断と偏見によるホラー度の評価です。ゲームの面白さとは関係ない評価です。
怖さ B
ホラー環境 90
ホラー音環境 80
ホラー要素 84
びっくり度 81
ストーリーの怖さ 80
キャラホラー度 83
ホラー演出 82
ゴア度 86
没入感 90
酔いやすさ 52
やりこみ度 87
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