北米ストアで発売。
これはびっくり!一言でいうと、昔のアタリの駄作ゲームをそのまま3DグラフィックとVRで飾った罰ゲーム・・かな?
内容
MOVEかAIMコントローラー必須です。
平野か山での棒立ち状態で、音もなくスーッと動いてくる幽鬼をパンパン打つゲーム、弾が当たる手ごたえは全くない。自分や相手がダメージを受けているのかもわからない。気が付いたら死亡シーンもなく唐突にゲームオーバー。一人で動けない棒立ち状態は怖いが、それ以上に無機的で適当な仕上がりに恐怖を覚えるほど怖い作品です!
ゲーム中、敵を倒してたまったお金を使っていつでも武器と弾薬が買えます。「片手ショットガン」とか、「UZI」とか。シューティングコントローラー使用時なら「ポンプアクションショットガン」や「オートマチックアサルトライフル」にアップグレード可能です。
全く面白くないですが、ずーっと同じような陰鬱な環境での同じパターンなので長時間やると精神にキます。何かの罰ゲームのように感じてしまうのがすごいです!
敵は全部見た目ほぼ同じ幽鬼のみ、懐中電灯で照らすと微妙に顔が違うので数パターンあるようですが、普通の幽鬼と微妙に強そうな赤目の幽鬼がいる程度しかわかりません。ステージクリア式ではなく、各ステージで敵のウェーブを迎え撃ち、いつまで生き残れるかが目的のホードモードのようなものです。永遠に終わることはなく、永遠に達成感を味わうこともない。そもそもホードモードなんて、まともなゲームならおまけ要素なのだが、この作品にとっては本体です。要するにおまけみたいなゲームですね。
こんな内容なのに延々と長く遊ばせるようなゲームシステムも狂っています。伝説のくそゲー「Desert Bus」に通じるものがありますが、あちらは狙ってやっているのと比べて、「Wraith」は天然な分、やばいです。
操作
MOVEとエイムコントローラー使えるのはいいですが、PSVRなのでルームスケールに対応できず、振り向きが45度固定等、いろいろ不便なので、PC版よりもさらに劣化しています。9ドル99セントぽっちががなんだかすごく勿体なく感じてしまい、モヤモヤが止まりません。これよりも安いゲームでこんなのもあるので、言い訳は聞きません。販売させた人間の神経が我々のそれとは大きくずれており、理解不能で戦慄を覚える怖いゲームです。
ステージと目的
ステージが進むにつれて霧が濃くなるので、難しくなります。見た目は延々と変わらないが、敵の体力も上がるようなので、適度にアップグレードしないといけません。
目的はスコアとサバイバル時間を競うことなのだが、スコアにランキングがあるわけでもなく記録もされない、家族や友達と競えということですか。なめてるね。
まとめ
中華で発売されている有象無象のVRゲームですら、これよりは一生懸命作られています。強いて言えば、初めてゲームを作ってみました感を強く感じるゲームなので初心に戻れるかもしれません。
正直に言うと、こういうプレイヤーをなめているゲームは全身全霊でボイコットしないとVRの将来が危ぶまれます。。。そう、VRの将来が怖くなるゲームです。10人が遊べば9.5人がくそというレベルでしょう。お金を払って罰ゲームを買った気分ですが、ブログではこの通り良いネタとなったので、一件落着です。
私は人柱になりましたので、皆さんはどうぞこのゲームはスルーしてください。そのお金でもっと頑張ってるゲームにお布施をしてください。
どうせお布施をするなら、同じ会社が同日発売(!?)した「パーフェクトスナイパーVR」の方を買いましょう。こっちもエイムコントローラー対応の上、結構まともに面白いゲームです!同じ会社なので、”Wrath”をディスった分「パーフェクトスナイパーVR」を褒めて帳消しです。
紹介動画
ネタバレになるほどの内容が無いゲームなので安心してご覧ください。こんな感じです。怒りも収まって落ち着いて実況しています。。
大人げない感じですみません、危機感を覚えるほどびっくりしてしまったもので・・・・
独断評価
遊んでからの独断と偏見による評価です。
怖さ C
ホラー環境 78
ホラー音環境 67
ホラー要素 74
びっくり度 50
ストーリーの怖さ 48
キャラホラー度 58
ホラー演出 50
ゴア度 0
没入感 30
酔いやすさ 25
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