“Ghost Theory” 「ゴーストセオリー」
これまで紹介したVRホラーゲームとは一味違ったホラーゲームです。
主人公は、大学の幽霊調査機関に属していて、率先して心霊スポットへと調査しに行きます。主人公はクレヤボヤンスという特殊能力を有しており、直訳すると「千里眼」ですが、どちらかというとこれは「サイコメトリー」能力で、触ったものに込められた因縁を視覚化するというあれです。その能力と大学機関が開発した様々な幽霊探査機器を駆使して、
世界中の各心霊スポットを回り、幽霊や心霊現象を出現させる条件を見つけ、その因縁や背景を調査する。というのがこのゲームの目的です。
幽霊を出現させる条件は様々で、中には幽霊を怒らせて出現させる、なんて言う恐ろしい事もさせてくれるようです。
と、これは完全に、外国の幽霊調査ドキュメンタリー風ですね。
幽霊を出現させるのが目的なので、幽霊は自分から突然現れてビビらせてくれるわけではありません。しかも、調査隊なら怖さも薄れるのでは、と心配しましたが、
主人公はなぜか一人で調査しに行くので安心しました。
とりあえず紹介動画を見てみましょう。⇩
結構怖そうですね!ほかの屋敷探索系より格段に暗闇ですね。
おっかなびっくりしながら幽霊を追いかけるというのも悪くないと思います。
ステージは、なんと日本の青木ヶ原樹海を含め、数々の実在する世界の心霊スポットや心霊屋敷が挙げられています。実在する場所はいいですね、なんかリアルです。
製作者は、「各心霊スポットに興味を持ったら、これを機に、実際にそのスポットへ行ってくれればうれしいぜ。」みたいな、はた迷惑な発言をオフィシャルサイトで言っておりますが、エチケットは守りましょう。
でも、外人が大挙して富士に樹海にやってくるのは胸熱ですね。
そしてこちら⇩は実際のプレイ動画です。
ちょっとグラフィックが他と見劣りしている感じがしますが大丈夫、こちらはUnityエンジンで作成したものです。製作者は更なる画質のアップと、お金の事情でCryEngineに乗り換えると、昨年9月に発表しております。なんでもCryEngineを使うと資金のサポートが得られるとかなんとか。いずれにせよ、ホラーゲームにとってグラフィックのクオリティーアップは大歓迎ですね。CryEngineはかなり奇麗なので楽しみです。
幽霊はCGではなく、実在の役者さんの演技をゲームに3D投影しており、リアリティーなかなかのようです。
制作の目標額に達していますが、いまだにキックスターターでお金を集めています。
Ghost Theory – A serious take on paranormal research by Dreadlocks — Kickstarter
これ以上集めるとどうなるかというと、さらに多くの言語へのローカライズ、ステージの追加、RPG要素の追加などいろいろです。今は制作ドキュメンタリーの追加(超いらない)の目標額に達したところですね。私はもちろん参加していません。
もういいからはやく発売してほしいところです。
発売日は未定です!
今のところの独断評価
これまでの情報を総合した独断と偏見による評価です。
(100点で満点です。未発売のゲームに関しては、情報が入り次第評価はころころ変わるので、あてにはしないでください。)
ホラー環境 90
ホラー音環境 82
ホラー要素 85
びっくり度 58
ストーリーの怖さ 84
キャラホラー度 91
ホラー演出 87
ゴア度 10
(未発売ゲームなので、あくまで期待値です)
Leave a Reply コメントをキャンセル